代表者挨拶

メッセージ=伝えたい想い、全ては気づきから

自分の中に気づきが起き、伝えたい想いが沸き上がり、行動を起こしてきたのがチャレフェスのあゆみ。

2008、市川市PTA連絡協議会会長になり笑顔うすれていく大人をよそに子供たちはいつの時代も笑顔でいることが分かり、まずは市内全ての家庭を笑顔にしたくて「みんなが笑顔プロジェクト」発出。

2009、知的障害児とミュージカルに出演し体感した、その存在が周りの人を元気にするということを多くの人に知ってほしくて「チャレンジド・ミュージカル」に友人多数を招待。

2010、その障害児と親亡き後を心配する親の存在がリーマンショックに沈む世間に勇気を与えると確信し、その考えを広めるために「みんなが笑顔プロジェクト」テーマソング制作。

2011、震災復興支援のためその子と親たちの存在と想いを伝えることが一助になると、東日本大震災復興支援イベント会場への「タクちゃんダンサーズ」訪問ライブ開始。

2012、各地の様々な障害者パフォーマーとのつながりで異なる障害者の大きな壁を感じ、まずは障害を越えて集まれる機会を創出したく「代々木公園」イベント会場予約。

2013、障害が異なっても同じような想いで活動する人がいることを知り、様々な障害者を一堂に会してこそ存在がアピールできるとの想いから「第1回チャレンジド・フェスティバル」開催。

2014、エンタメ=楽しい活動を共にすることで互いの心の壁がなくなる体験から、より多くの人にそれを体感してほしくて「チャレンジド・フェスティバルin日比谷公園」開催。

2015、ジョンレノンのイマジンをテーマソングにし【想像】と【共生】が体験できると心が大きく動くことが分かり、世界平和への想いのバトンをつなぎたく「チャレンジド・フェスティバルin日比谷公園2nd」開催と、NPO法人チャレンジド・フェスティバル設立。ロックンロールに生きる証に6月9日を創立記念日に。

2016、音楽とダンスの力が人間の想い表現の原点であるとの確信から「チャレフェス音楽祭」開催と「音楽朗読劇ブレーメン」制作。

2017、ある日突然大声で歌いだした「手のひらを太陽に」、歌詞内容がまさに共生社会であったことの気づきを広めるべく「チャレフェス文化祭」初開催、「オリジナルミュージカルAlive」制作。

2018、エンタメによる自己表現が自立につながる、エンタメを中心に共生する空間がすべての人の居場所になりうる、毎日がエンタメ+自助共助活動であるチャレフェス村(共生村)を創る必要を強く感じ、その原型となるべく「チャレフェス文化祭2nd」開催。

2019、誰もが太陽の存在ではあるけれど自ら輝きたいと強く思う自己意識の向上がないと何も変わらないと悟り、でも楽しくチャレンジする精神を訴えたくて「みんなが太陽」のスローガンとテーマソングを制作し「チャレフェス文化祭2019」開催。過去最大の多数多様な出演者によるオリジナルミュージカル「Alive2019」と「アトリエエスプリローブ・ファッションショー」制作。

2020、ここ数年の死者が出るほどの異常気象による自然災害と新型コロナウィルス感染拡大から、いま人類が最大かつ最速で取り組まなければならない課題は【地球環境保護】であるとの稲妻が落ちてきて、これこそが本当に世界中に伝えるメッセージであるとの想いが溢れ出て止まらず【VR映画「七つの光」】の脚本・監督を開始。コロナ感染拡大により本編撮影を延期。

平和な世界って何でしょう。人間の幸せって何か。いきなり突き付けられ答えを求められた一年であり、そして相も変わらず答えを考え続けています。
2021年。
新型コロナウィルス感染症はじめ異常気象下での自然災害で命を失われた方々、甚大な被害にあわれた方々に深く哀悼の意とお見舞い申し上げます。そして最前線で戦っておられる医療従事者の方々には深く感謝申し上げます。

私が出したひとつの結論は、「世界平和」には絶対的に「安全・安心」がつきものだってことです。「安全・安心」がない平和な世界ってあり得ない。だから戦争ダメだし殺人ダメだし、格差やイジメや虐待も、貧困もダメなんです。
そしてほとんどの「安全・安心」にまつわる課題は人間対人間に起因しています。
でも昨今の自然災害やコロナ禍は人間対地球です。人間関係を良くしようとか経済を上げようとか、目先のことは良いからさっさと人間同士ひとつになって、地球環境を守るために行動を起こすべき時です。
これこそが今の私の、いちばんのメッセージ。
これをどう伝えたら、みんなは気づいてくれるのか、行動が起きるのか。
そのことを強く考えます。
世界中に「思いやり精神」と「チャレンジ精神」が溢れたら、絶対に世の中良くなるのになと思います。

【エンタメ×障害福祉】は強いメッセージ力ある活動のひとつである、との確信でチャレフェスは活動を継続しております。
感性が乏しければ気づきは起きません。気づきが起きなければ行動は起きるはずがありません。
チャレフェスの使命は人々の感性を磨き、気づきを起こすこと。
みなさんの想いもメッセージしましょう。世界に向けて、未来に向けて。
子供や孫や子孫の幸せを願ってつないでいきましょう。
共に生きていきましょう。
メッセンジャー求む。

But I’m not the only one   I hope some day you’ll join us  And the world will live as one
(ジョン・レノン「イマジン」より)

2021年8月

特定非営利活動法人チャレンジド・フェスティバル
理事長  齋藤 匠

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